金沢港では、平成20年に暫定供用した大浜の大水深岸壁や御供田埠頭のコンテナヤードの拡張によって港湾機能の格段の向上が図られたが、同年秋以降の世界同時不況の影響により、貨物取扱量が急激に減少した。しかし、昨年2月を底に再び貨物量の回復の兆しが見えてきている。 22年度においては、まだ厳しい経済環境下にあるものの、人とものが活発に交流する「日本海側屈指の国際物流拠点港」を目指し、県や金沢市など関係機関とも連携し、貨物集荷と航路の充実、クルーズ船誘致に向けた取り組みなど、下記の事業に積極的に取り組み、さらなる金沢港振興に努めてまいりたい。 |
| 1 港湾振興のための要望活動の実施 | ||
| 金沢港の港勢拡大と利便性向上のために、次の事項の実現に向けて、関係機関に働きかけていく。 | ||
| (1) | 金沢港の重点整備港の選定要望 | |
| (2) | 港湾機能拡大に向けた整備促進 特に、大浜多目的国際ターミナル整備事業の早期完成 御供田埠頭のコンテナターミナルの機能強化 |
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| (3) | 内・外貿定期航路の新設・拡充 | |
| (4) | 港湾活用型企業の立地促進 | |
| 2 物流及び人流の拡大事業の実施 | ||
| 金沢港の利用拡大を図るために、官民一体となって次の事業を積極的に推進していく。 | ||
| (1) | 海外・国内におけるポートセールスの実施 | |
| (2) | 金沢港セミナーの開催 | |
| (3) | 港湾利用推進懇談会の開催(金沢・白山・小松・加賀地区) | |
| (4) | 定期航路就航先との貿易拡大を目指した経済交流の促進 | |
| (5) | クルーズ船及び帆船の金沢港寄港の誘致及び入・出港歓迎事業の推進 | |
| (6) | 金沢港の賑わい創出のため、「港フェスタ金沢」を開催 | |
| 3 金沢港開港40周年記念事業の実施 | ||
| 昭和45年11月の開港から、本年度が40周年を迎えることを記念し、帆船海王丸の寄港に併せて、関連記念事業を実施する。 | ||
| 4 広報宣伝事業の実施 | ||
| 金沢港の機能やサービス内容等について、広く啓蒙普及を図り、利用拡大を呼びかける。 | ||
| (1) | 金沢商工会議所等の会報を利用した広報、会員へのメール配信での情報提供 | |
| (2) | 金沢港の港湾機能・サービス等のパンフレット作成と啓蒙普及 | |
| (3) | ラジオ、ホームページによる広報活動 | |
| 5 調査研究事業の実施 | ||
| 金沢港の国際物流拠点化を目指し、当面抱える諸課題について、方向性や課題の整理・解決への筋道などについて、調査研究を行う。 | ||
| (1) | 大浜多目的交際ターミナル及び御供田コンテナ埠頭等の一層の機能充実や利用拡大に向けた戦略等について調査研究 | |
| (2) | 今後の成長著しいアジア方面への物流戦略等についての調査研究 | |
| 6 航路誘致等、金沢港利便性向上のための助成事業の実施 | ||
| 金沢港の利便性向上・利用拡大を図るため、船社・荷主等に対するインセンティブとして、次の助成制度について、周知と交付手続き等を行う。 | ||
| (1) | 船社に対する引き船の使用料の一部助成 | |
| (2) | 荷主に対する一般貨物・コンテナ貨物量の利用増大に係わる一部助成 | |
| (3) | 荷主に対する青果物等くん蒸施設利用料の一部助成 | |
| (4) | 荷役事業者に対する夜間荷役用照明機器借上げ料の一部助成 | |